2254 厚かった壁を突破した暑い日

物思いに耽る(雑感)

ここ2、3日の体調の悪さは、やはり連日の異常な気温のせいなのかもしれない。今日、ついに国内最高気温を更新してしまったらしい。

1933年7月に山形市で観測した40・8度を74年ぶりに更新した。また、全国924地点のうち、25地点で観測史上最高気温を更新した。読売新聞

岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市40・9度、埼玉県越谷市40・4度、群馬県館林市40・3度、岐阜県美濃市40・0度…

この“40度”という壁は、これまでとても暑かった…じゃなくて厚かった気がする。40度くらいの気温って、これまでも結構あったはずで、そんなニュースも過去に見聞きしているし、実際に新橋界隈を歩いていれば、これくらいの気温の中を歩くことだってある。けれどこれは気象台での正式な記録ではなかったために、あくまで参考記録扱いだったのだ。

そんな厚かった壁をついに破ってしまう“記念”すべき日になってしまった。これはいい意味という感じじゃない。今日を境に、今後、最高気温40度という数字をごくごく普通に見かけるような気がしてならない。やはり、どうしても地球環境の変化と関連づけて考えたくなってしまう。

「2007年から最高気温が40度を越えるようになった」

なんて、そんな感じで振り返る日が来るかもしれない。

Posted by ろん