2160 確率

物思いに耽る(雑感)

とても天気のいい朝。
天気予報のお姉さんが、今日は午後から雨が降るでしょう。傘を忘れずに…と言っていたとする。お姉さんの言うことを信用しないわけじゃないけど、やはり気にするのは降水確率だ。

1mm以上の雨の確率が50~60%程度あると「今日は雨が降るかも…」といった感じで、傘を持っていこうかどうしようか迷う。80%を越えたら、ほぼ間違いなく傘を持っていくだろう。

同じ確率でも、地震が起きる確率…今後30年の間に震度6弱の地震が起きる確率が示された予測地図の最新版が公表された。今日のこのニュースを見るまで、こんなにも地震の発生する確率が高いとは知らなかった。

那覇は30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率が15.4%(10.2%)に、高知が52.3%(50.1%)、和歌山は34.1%(33.2%)、名古屋は37.1%(36.5%)になった。主要都市では静岡の86.5%が最も高い。
朝日新聞キャッシュ

この確率という数字。日常生活では先述の降水確率くらいしか接することはないが、身近で発生することとの確率と比較すると、いかに86.5%が凄まじい数字か…ということがわかる。

交通事故で負傷 24%
がんで死亡 6.8%
空き巣ねらいで被害 3.4%
火災で罹災 1.9%
ひったくりで被害 1.2%
大雨で罹災 0.50%
台風で罹災 0.48%
交通事故で死亡 0.20%
航空機事故で死亡 0.002%

つまりこれらと比べて、文字通り、桁違いに可能性が高いと言うことなのだ。
雨の降る確率を信用してちゃんと傘を持っていく一方で、地震が起きる確率がこんなにも高いのに、傘と比べて地震に対する備えはどうだろう?

そう言ってる僕もこれまで何もしてこなかった。この数字を見て、気持ちを改めよう!と思った。

Posted by ろん