1694 いらないオーラ
かつての自分はあまり感情を表に出さない方だと思っていた。それに、大変な状態に置かれているのを、暗にわざわざ周囲に知らしめるような態度がとても嫌いだったから、いっそう、仕事においては特に感情を抑えておきたかった。もちろん、周囲が明るく楽しくなるようなことであるのならば、その限りではないけれど。
そんな僕がだんだんと年齢を重ねてくるうちに、自分の思うようにいかないことがあると、知らず知らずのうちに表情に出てしまうようになってきたようなのだ。しかも表情に出るだけならともかく、そのイヤなオーラが身体全体から発散されている…? 今日なんか特に何も言っていないのに「何かあったの?」と聞かれるのだから、そのオーラたるやものすごかったのかもしれない。もしかすると後光が差しているくらいの勢いがあったのかも…。
どんなトラブルや障害があっても動じずに、冷静な判断ができるという人に憧れる。
もちろん人間なんだから、多少の感情の起伏があってもいいとは思う。けれど、怒ることや感情を表に出すことによってストレス発散できるのならばまだしも、僕の場合そのあとかなりぐったりと疲れる上に、仕事や周囲に悪い影響を与えてしまうこと自体、かなりの嫌悪感を覚えるのだから、そんなつまらないオーラを出すわけにはいかないのだ。
とりあえず、また明日から落ち着いて…冷静に。
今日のひとこと / のれんに腕押し・糠に釘