1530 世界の国からこんにちは

旅行・見学・イベント

2005年5月9日まで開催中

 先日新聞で「タイムスリップ昭和展~EXPO70とその時代~」というイベントをやっているのを知った。万博好きの僕としては、見逃せないので急遽、新宿タカシマヤに行ってきた。

 EXPO70…日本万国博覧会(大阪万博)は、1970年3月14日から9月13日までの183日間に、6400万人を越える入場者を集めた史上最大の博覧会のことで、「人類の進歩と調和」をテーマに、当時最先端の科学技術がふんだんに紹介された。

 入場料700円。ちょっと高くないか?と思いながらも入口へ。入場券を見せると1回抽選ができるというので、福引きでおなじみの機械?のハンドルを回す。「こんなの当たった試しがないや」…なんて思っていたら、赤い玉が…
「おめでとうございます」
ということで、景品をもらう。係の人は「これから発売予定のグリコのおまけです」と言っていた。パンフレットを見ると、6月7日発売予定の「タイムスリップグリコ大阪万博編」のひとつらしい。大阪万博のフィギュアが1個入っている。(まだ開けてないので、内容については追って紹介します)

 さて、会場には、どんな人たちがやってくるのだろうと、自分のことを棚に上げて気になって見ていたら、男女問わず比較的若い世代が少なくないことに驚かされた。大阪万博の関心は大変高いようだ。
 展示は、当時の万博関連グッズやパビリオン、太陽の塔の模型など。一番おもしろかったのは、当時の資料映像。建設中の様子や開催期間中の会場の様子など…これだけまとまって「動く大阪万博」の様子を見たことがなかったので、ワクワクしながら食い入るように見てしまった。

 大阪万博が開催された当時、僕はまだ生まれてないので、当然行ったことはない。初めて行った万博は「つくば科学万博」で、これがまた本当に楽しくて感動したのだ。単純に、そして純粋に、未来に対して夢とか希望が持てたような気がしていた。大阪万博は、おそらくその比じゃなかっただろう。
 当時の資料映像やパネルを見ていると、このころは「みんなが無邪気に熱くなれた時代」なんだなと思えた。太陽の塔を作った岡本太郎が言っていたが、まさに「国を挙げてのお祭り」だった。ちょうど、いま愛知万博が開催されているが、同じ万博でも、もう当時のようなことはありえないだろうなぁ。大阪万博の時代に惹かれるのは、そんな当時の雰囲気が羨ましいからなのかもしれない。

Posted by ろん