7895 展覧会「美術の遊びとこころⅨ 花と鳥」

博物館・展覧会,芸術・デザイン

今日は、三井記念美術館で開催中の展覧会「美術の遊びとこころⅨ 花と鳥」を鑑賞。
展覧会「美術の遊びとこころⅨ 花と鳥」
展覧会「美術の遊びとこころⅨ 花と鳥」

展示室は1から7まであって、基本的には撮影不可だが、展示室3と4のみ撮影可能になっていた。

展示室3は、茶人織田有楽斎による茶室「如庵」の再現。

そこで展示されていたのが、日本で作られた茶碗では、日本で2つしかない国宝の1つ《志野茶碗 銘卯花墻(うのはながき)》だった。

これのいったいどこが国宝なのか、なかなかその価値が分かりづらい作品だった。

茶人織田有楽斎による茶室の再現
茶人織田有楽斎による茶室の再現
国宝《志野茶碗 銘卯花墻(うのはながき)》
国宝《志野茶碗 銘卯花墻(うのはながき)》
一部の展示室のみ撮影可
一部の展示室のみ撮影可

入館者はそれほど多くないこともあって、比較的ゆっくりと鑑賞できる。

円山応挙《蓬莱山・竹鶏図》は、左右の鶏が目立つがその背後には竹、中央に鶴、松と白梅を含む蓬莱山が描かれているので、ぜんぶ合わせて松竹梅でおめでたい。

ちなみに、この秋には、三井記念美術館開館20周年特別展「円山応挙—革新者から巨匠へ」が開催されるそうだから、そのときにもまた再会するかもしれない。

土佐光起《鶉図》は、ウズラのモフモフ具合が伝わってくるような作品だ。

円山応挙《蓬莱山・竹鶏図》1790年
円山応挙《蓬莱山・竹鶏図》1790年
土佐光起《鶉図》17世紀
土佐光起《鶉図》17世紀

写真撮影可能な作品のなかで、もっとも印象に残ったのが、渡辺始興《鳥類真写図巻》という作品。

絵巻だが、その長さは、実に17m以上にもなる。

そこに、63種の鳥がかなりリアルな姿で描かれている。

正面を向く雀とか…
正面を向く雀とか…
やっぱりここにもウズラが…
やっぱりここにもウズラが…

展示スペースに入り切らないためか、最後のほうは、巻いたままの状態だった。

これらを全て、実際に見て絵に起こすというのは、気の遠くなるような時間がかかるだろう…と思ったら、なんと24年かかってるそうだ。

木を突くアカゲラなども…
木を突くアカゲラなども…
渡辺始興《鳥類真写図巻》18世紀
渡辺始興《鳥類真写図巻》18世紀
こんな時代になった…
こんな時代になった…

鑑賞を終え、展示室を出ると、どの美術館でもある、ミュージアムショップを通るような導線になっている。

そのすぐ脇で、ぬいぐるみやアクリルスタンドのための撮影スポットが用意されていた。

自分がダミーと一緒に取り始めた頃からは、想像もつかない世界だ。

三井本館前で…
三井本館前で…
展覧会にて…
展覧会にて…

Posted by ろん