7459 竹芝のミツバチに会いにいく

東京ポートシティ竹芝にある養蜂の取り組みの紹介と養蜂場の見学ができるイベントに参加することができた。
つい先日、都心3区で緑化が進んでいることに加えて生物多様性にも配慮した開発が行われているというニュースのなかでも、取り上げられていたので、かなりタイムリーだ。
タイムリーといえば、少し前に三田で多数のハチが集まったことが話題になって見に行っていたし、なんだかハチに縁がある気がした。
東京ポートシティ竹芝へ。
そういえば、つい先日、晴海から船でこの近くに来たばかり。
以前歩いたときには気付かなかったが、奥にベントスペースがあるようだ。
今回“紹介の紹介”ということで参加できたが、このイベントへの参加しているのは、ビルのテナントに勤める人たちや付近の住民だろうか。
イベントでは、蜂蜜を採取する遠心分離機の紹介や実際に回して採取したり、とれたての蜂蜜や蜜蝋などをいただく。
蜂蜜は、濃厚な味ではあるのだけど、のどにまとわりつかないというか、飴をなめているような軽さも感じた。
蜜蝋は、まるで蜂蜜入りのガムを噛んでいるような不思議な感じだった。
試食しながら、ミツバチや養蜂についての興味深い説明を伺う。
竹芝での養蜂は、花が豊富な4月から6月くらいまでで、それ以外は高尾に巣箱は移されるのだそう。
都心はミツバチの天敵であるオオスズメバチやクマがおらず、公園などにはエサになる花があるため、生息するには条件が良いという。
ミツバチの飛行距離は2kmから3kmで何往復もする。
竹芝でのおもな採蜜地は、時期によって変わって、4月は浜離宮の菜の花、芝公園の桜の花、5月以降は官庁街や日比谷公園のトチノキの花、エゴの花、フジの花、ラベンダーなどから、そしてサルスベリの花が最後らしい。
中にあった蜂の巣を見せてもらった。
巣箱は階層構造で1階に女王蜂がいて、上層階には蜂蜜が蓄えられているそうだ。