7384 「第11回 郷さくら美術館 桜花賞展」
やはり、さすが大作といった感じ。
さくらに包まれるような感覚を覚える。
続いて、桜花賞展歴代の大賞を受賞した作品を紹介している。
桜というのは、日本画の典型的なモチーフのひとつだ。
この展覧会は、若手の日本画家30名に、日本画でお馴染みの「桜」をテーマに制作を依頼し、出品作品をすべて買い上げると同時に、授賞作品の選定と一般公開をするというものだ。
あくまできわめて個人的な感想だけど…こうした桜をテーマとした作品に対しては、つい比較的オーソドックスなものを期待してしまう。
実際、1階に展示してあった第1回からの歴代の大賞作品を見ると、こうした考えが自分だけでもないのかも…なんて思ってしまう。
第11回の作品のなかで、特に気になったのは、こちらの作品。
美術館最寄りの中目黒駅から、目黒川にかけては、ものすごい人でごった返していた。
桜祭りのようだったが、肝心の桜が一本も咲いてないのだ。
これでよく人が集まるなぁ…と不思議ですらあった。