6304 東京駅から竹芝へ
東京駅から無料バスに乗って、ウォーターズ竹芝まで行ってきた。
ここで使用されるバスは、燃料電池バスと呼ばれるもので、水素を燃料として作られた電気を使ってモーターを駆動させている。
そして「ウォーター竹芝」は、劇団四季の専用劇場や、駅直結でない場所への初出店となった「アトレ」など、JR東日本が開発した複合施設だ。
ここは、新交通ゆりかもめの竹芝駅からは近いが、JRでは最寄りの浜松町駅からは中途半端に遠い。
そんなこともあってか、東京駅から無料のバスが運行されているようだ。
コロナ禍だし、あまり大々的には告知しておらず、本数はあまりないので、時刻表は確認しないとダメだけど、何より無料で行けるのは嬉しい。
どれだけ知られているのだろうと思ったら、東京駅では10人近くの乗車があった。
モーターで動く“電車”みたいなものだから、停車時のアイドリング音や振動は皆無。
走り出すときは、スーッと滑らかに進む感じは、明らかにバスとは違う。
かといって、電車とも違うので、ちょっと不思議な体感。
途中、昭和通りのアンダーパスを通って汐留方面に向かうが、車に乗らないと決して通ることのできない景色はちょっと楽しい。
15分程度でウォーターズ竹芝に到着。
バスはこのあと、日の出桟橋に停車して、ふたたび東京駅に戻っていく。
みんなここで下車するかと思ったら、このまま日の出桟橋に向かう人もいた。
5分ほど停車してバスは、次の停留所に向かっていった。
アトレ竹芝は、コロナ禍のせいか、交通の便があまりよくないせいかわからないが、結構空いていて、“密”の心配がないのはよかった。
一方、外は、昨日とうってかわって天気が良かったせいか、けっこうな人出だった。
ただ風が強く、ちょっと落ち着かない感じだったが、ちょっと歩いて、竹芝桟橋のほうまで行ってみた。
東京は海に接していて、しょっちゅう見ている気がするけど、意外と身近に感じる機会は少ない気がする。
こうして桟橋から海を見る景色は、新鮮だった。
東京駅から無料で来られるのはちょっと嬉しい。