7233 最近の汐留は…
コロナ禍で、すっかり行くことがなかったので、こうした記事になるくらいの状況になっていたなんて知らなかった。
《テナントが半数に》「カレッタ汐留」のゴーストタウン化、マクドナルドも撤退 「ビルをひとつ潰して大きな広場を作ってしまえばいい」と都市政策専門家
ちょっと前に行ったときから、ずいぶんテナントが減ったなぁ…という印象はあったが、お昼どきにもっとも賑わっていた感じのマクドナルドまで撤退していたとは、ちょっと驚きだ。
汐留再開発の中心的商業施設である「カレッタ汐留」が開業したのが、2002年12月だそうだから、開業から20年ちょっとになる。
開業から2年くらい経った2004年7月ごろの汐留の印象はこんな感じだった。
しかし、ここ汐留では、超高層ビルがギリギリまで密集して、それぞれがそれぞれの中では完結ている。建物ひとつひとつはすばらしいかもしれないが、各ビル間での連携はまるで考えられていないような印象を持った。
開業まもない頃から、何となく感じていた違和感の結果なのかもしれない。
仕方がないとはいえ、地域全体を俯瞰した街づくりができない結果なのだろう。
森ビルが中心となって開発した「六本木ヒルズ」の開業が2003年4月で、汐留とあまり変わらないことを考えると、この差は大きい。
汐留の街びらき前にも何度か来ていたこともあったことを思い出して、当時の写真を見つけた。
以前はよく行っていたところが、どんどん寂しい状況になっていくのは、こちらも寂しい気分になってしまう。