7205 ありがとうみるきぃ
かねてから、調子が良くなかった、ゴールデンハムスターのみるきぃが、今日22時過ぎに亡くなった。
通院するようになってからも、食欲はあったし元気そうな状態は続いていたから、もうしばらくは頑張れるかな…とは思っていた。
しかし、ここ2週間くらいは、いよいよ身体を動かすのもしんどそうになってきた。
おしっこは絶対に同じ場所にするため、その移動も大変そうだったが、食欲だけはなんとかかろうじてある…という状況だった。
今朝も、なんとかギリギリではあるけどふだん通りに動いていたし、投薬をして高栄養ミルクもちゃんと飲んでいた。
今夜も投薬と高栄養ミルクを与えようとしたところ、一気に弱り始めて、身体が動かなくなってしまった。
そして、最期は自分の手の上で、そっと息を引き取った。
かつての軽快な動きができなくなってくると、見ているほうもつらい気持ちになっていた。
なんとかしてあげたいと思っても、ハムスターにできることなんて限られているのだ。
分かってはいるけど、はやり別れはつらい。
一昨年11月にやってきたみるきぃ。
みるきぃが生きた時代は、ずっとコロナ禍にあった。
それだけに、これまで歴代のハムスターと比べても、接点が多かったとも言える。
どのハムスターも、それぞれかなりユニークな個性を持っているが、みるきぃもいろいろ個性があった。
食べ物に関しては、歴代のハムスターが好んで食べたヨーグルトは絶対に食べない一方で、豆苗やブロッコリーは大好きだった。
じっとこちらを見ていたときの様子がとても印象的だった。そして、さらに特徴的だったのが、よく鳴いていたということ。
鳴くというよりも、声が出てしまうという雰囲気だったが、よく鳴きながらチップを集めて、自分の寝床を作っていたので、まるで鼻歌でも歌いながら、作業しているような感じで、微笑ましかった。
できるだけ、過ごしやすい環境を作ってきたつもりだし、みるきぃにとって、うちに来てよかったと思ってもらいながら旅立ったと思いたい。
とても楽しい時間を過ごさせてもらったと思う。みるきぃ、ありがとう。