7096 高速大師橋架け替え工事

所用のついでに、少し足を伸ばして、大師橋まで行ってきた。
多摩川を渡る首都高速の「高速大師橋」が架け替え工事を見るためだ。
架け替えは、あらかじめ新しい橋を用意し、古い橋を移動してたうえで新しい橋をスライドさせるという手法が取られた。
全長300mもの橋を一気に架け替えるという大変な工事だが、これにより通行止めの期間は、わずか2週間で済むことになった。
京急大師線の大師橋駅で降りて、工事現場に向かう。
最寄り駅は、京急大師線の大師橋。以前は産業道路という駅名だったが、2020年(令和2年)3月14日に現在の駅名に改称している。現在は地下駅なので地上に出ると、大師橋はすぐ。
目の前に産業道路があって、今回工事が行われている高速大師橋につながる首都高速はその上にある。
工事中であることを呼びかける看板や係員の姿などもある。
産業道路の歩道を歩いていくと、いよいよ工事現場へ。
一番の見どころだった、”橋のスライド”は最初の段階で終わっているので、見た目にはこれから大きな変化はない。
橋の断面を間近に見る機会はないから、なんだか不思議な感じ。

ちょうど多摩川で、東京都と神奈川県の境界となっている。
そのまま橋を渡って行く。
こちらの橋の断面は、岸に掛かっているようだ。
せっかくなので、工事の邪魔にならないようにしながら、近くまで行ってみる。
音のするような工事はしていないようだが、羽田空港を離陸する飛行機がひっきりなしに近くを飛んでいくので、その音のほうが気になった。
残された橋は、時間をかけて取り除かれていくそうだ。
また大師橋駅まで戻ろうかと思ったが、もうちょっと先には、穴守稲荷駅があることが分かったので、そこまで歩いていくことにした。