7017 犯罪人引渡し条約

社会・政治・事件

当選後一度も国会に登院せず、参議院議員を除名となった前参院議員が、常習的脅迫や名誉棄損の疑いで国際手配されたそうだ。

このニュースで、滞在先のドバイとは「犯罪人引渡し条約」が結ばれていないと聞いた。

以前も、何かの事件で国際手配されたというニュースで、やはり条約が結ばれていないということだったから、いったい、どのくらいの国とこの条約が結ばれているのだろうと調べてみた。

すると、なんとアメリカと韓国の2か国だけだった。

犯罪を犯したとされる人を引き渡しすること自体、双方の国にとってメリットがあるような気もするのだけど、ここまで少ないのは何か”裏”があるのかな…と思って、さらに調べてみると、日本では死刑制度があることによるということが書かれていた。

自国民が日本で死刑にされる可能性があるということで、条約を結ぼうとする国が少ないようだ。

もっとも韓国のほうは、20年以上も死刑執行がなく「事実上の死刑廃止国」となっているそうだ。

言われてみればわかったけど、死刑制度がこういうところに影響するというのは、知らなかった。

Posted by ろん