4918 ある意味かわいそう
舛添東京都知事の、ファーストクラスでの移動や、高級ホテルのスイートルームのといった外遊が問題視されている。
金額にすると、ファーストクラス往復で225万円、スイートルーム一泊15~20万円といったところだ。
批判を受けて、桝添氏は、出張経費を検証する検討会を立ち上げ、6月末をめどにその結果をまとめるという。
昨日のエンブレムではないけど、結論は見えている。
そもそも、桝添氏は、こういったことを言っている(キャッシュ)からだ…。
高級ホテルのスイートルーム利用については「あまりにランクを下げると問題がある」と指摘。「二流、三流のホテルに泊まっていると、(訪問先の要人から)『その程度か。じゃあ会わない』と言われるので、ほかのものを節約してもそこはしっかりやる」などとした。
「要人と会うときも礼を失しない格式と設備がある」、「セキュリティがしっかりしている」、「限られた日程で訪問先への移動が容易」といった要件もあるようだが、ものすごい”後付け感”だ。
あまりに、いい加減なことを言うものだ…と呆れてしまった。
実際に面会したいのであれば、こちらから出向くべきだし、そもそも、泊まっているホテルによって、面会するかどうかを決める要人とは、いったいどういう人物だろう?
実際、急な要人との面会に備えて…とは言っても、そんなものはなかった(キャッシュ)ようだ。
なんてことはない、ただ自分が泊まりたいだけというのを、いかに"ハク"を付けて、もっともらしい理由を付けようとしている感、丸出し。
そういった状況で、出張経費を検証する検討会を立ち上げたところで、どんな結論が出るか、火を見るよりも明らかだ。
要件を満たすためにやむを得ない判断で支出は適正だったが、今後はより抑える。
まぁ、そんなものだろう。
「過大な支出だった」と認めたり、ましてや一部でも返還するといった行動に出るとは、まず考えづらい。
批判に対して正面から向き合う気など、さらさらないと思う。
彼自身、都民から「どう見られるか?」ということを、まるでわかっていないか、自分の都知事としての振る舞い方を過大評価し「都知事はこうあるべきだ」という”思い込み”で行動しているとしか思えない。
他府県の知事が、都知事にまったく同調しないところを見ても、やっぱりおかしいのだ。
すっかり、先日も似たようなケースがあったが周囲の誰からも指摘されず、感覚のズレてしまってる姿は、ある意味、ちょっとかわいそうだ。