6941 快速「EL新春みつみね」乗車

10時ちょっとすぎに、快速「EL新春みつみね」が入線。
電気機関車を挟んだ4両編成。
ホームにいた多くの人たちが乗り切っても空席もあって、1時間も前から待つ必要はなさそうだった。
ん?誰かがポーズを決めているぞ。
戦隊ヒーローか? 調べてみるとセンガタン3号とヲキフ君らしい。


かさ上げしたホームとデッキの段差がすごい。


客車列車ならでは…なのだが動き始める瞬間、ガツンとした衝撃がある。
連結器の構造上起きてしまう、こうした体験も楽しい。
またこれも一部の客車列車にある仕方のないことだが、床下発電機のある車両は結構うるさい。
最初に乗った4号車がそれで、ちょっと気になったので、これを避けるために別の車両に移った。

車窓を眺めていると、十数人ほどの”黒い塊”ができてる場所もあって、ぎょっとするときもある。
自分は”撮り鉄”ではないので詳しいことはわからないが、撮影場所のベストスポットというのは、ある程度集中するようだ。
列車はゆっくり、ゆっくりと進む。

ふたたび寄居駅に戻ってきた。
ここでしばらく停車。
連絡通路まで上がってみる。
東上線の電車も見えた。
まぁ何枚撮っても同じなのだけど、いい被写体が目の前にあると、けっして”撮り鉄”でもない、自分でも、つい撮りたくなってしまう。


機関車のとてもメカニカルなところが魅力的。


せっかく来たのだから…と駅前でお土産を買う。

車窓から見えた「科学の温泉」の文字。
現在は閉業しているようだが、おそらく”科学”ば万能だった時代の名残だったんだろうなぁ…と思った。
いろいろな意味で裏切られたとも言えるし、勝手に期待しすぎた面もあるだろう。
ここでも10分弱の停車時間があったので、少し降りてみた。

地下通路を通って外に出る。
駅ビルもあって、かなり規模が大きい。
もうちょっと付近の様子を見てみたいところだったが、急いで列車に戻る。
すでに長瀞駅で、あとからやってきた”各駅停車”に抜かれているほどだ。


そのおかげで、車窓の風景もしっかりと見ることができる。


実に2時間40分近くかかったことになるが、あっという間だった。


せっかくだから、そばでも食べたかったが、時間がなかったので、秩父名物という「みそポテト」をいただく。