6940 秩父鉄道完乗へ…
森林公園駅を後にして小川町駅へ。
東上線はここで系統分離されているので、必ず乗り換えが必要となる。
小川町は同名の駅が都内にもあるので、ときどき間違える人がいるらしく、こんな掲示がある。
小川町駅からは4両編成の列車に乗り換えて、寄居駅まで。
小川町駅以北は、これまで乗ったことがあるかどうか微妙なくらい、自分にとっては未知の区間だ。
寄居駅は、東上線の終点であり、JR八高線と秩父鉄道の乗換駅。
ちなみに以前は、急行として走る場合は料金が徴収されたが、現在は無料となるキャンペーン中らしい。
列車はかなり空いていた。
途中で何人か乗ってきたものの、ふかや花園駅でほとんどの人が下りてしまった。
先日開業した「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の目の前にあって、利用者が多そうだ。
住宅地が続いたかと思うと、一面の畑が続いたりして、何気ないけど変化に富んだ風景で楽しい。
古くから貨物列車が走っていた路線でよく見かけるが、なくなる一方だろう。
秩父鉄道の起点である羽生まで向かう。
ふたたび秩父鉄道に乗って、熊谷駅に向かうため、あまりこの付近の様子を見ることはできなかったが、伊勢崎線からの乗り換え客も見かけたし、途中から乗車する人も多かった。
熊谷駅で下車。
ここで、今日最大の目的である、快速「EL新春みつみね」の乗車のために、しばらく待つ。
快速「EL新春みつみね」で三峰口駅まで乗車するので、これをもって秩父鉄道の完乗となる。
これはあくまで結果論で、自由席ということを考えれば、余裕を持った行動は必要だと思う。
熊谷駅で下車して改札を出てみると、その入口では、ふかや花園プレミアム・アウトレットへの特典付き乗車券が販売されていて、何人も買い求めめている姿があった。
この年末年始を中心に臨時列車も運行されているし、秩父鉄道にとっては、きっと、かなりの特需だろう。
快速「EL新春みつみね」の入線を待つ。