6882 代用醤油
街を歩いて気になったものを写真に撮って、それをあとから調べる…ということをよくする。
それでさらなる発見や、もうちょっとよく見ておけばよかった…といったことになる。
先日伊東に行って見かけて、気になったものがあった。
代用醬油製造所
第二次世界大戦前後の食糧不足の際に作られた醤油で、文字通り本来とは別の原料を用いた醤油のことのようだ。
Wikipedeiaによれば…
醤油粕を塩水で戻し、さらに絞ったものを用いたり、魚介類やサツマイモの絞り汁、海草などを原料として用い、カラメルや、前述の醤油粕の絞り汁等で風味を調整したものを用いることがあった。
とある。
ただ、これ以上の情報がほとんどないのだ。
できれば、Wikipedeiaを出典元にしたくはないのだけど、まとまった情報がない。
そして、この伊東港近くにあった、あのかなり古い看板の由来などもまったくわからず。
電話番号に市内局番の表示がないところにも、相当古いものを察することができる。
インターネットで検索すれば、何かしらのヒントが出てきそうなものだが、これほどまったく出てこないのも、不思議な体験ではある。
いったい、これはどういったものなのだろうか?