6711 知床で海難事故
この事故は利用する側が避けることができただろうか…。
この日は海が荒れていて、強風注意報や波浪注意報が出ていたらしい。
いかにもふだんから荒れてそうな知床の海において、地元を知り尽くしているはずの業者が「問題なし」と判断して、観光船が出港するというのだ。
実際に多少海が荒れていても素人が判断することは難しいと思う。
さらに言えば、安全対策の状況を確認するのも難しそうだ。
この船には、救命胴衣(浮器)しかなかったそうだ。
もし仮に海に投げ出された場合、、水温が2、3度しかないオホーツク海においては、それはそのまま死を意味するわけで、実はほとんど意味がなく、何のための救命具なのだろう…って思ってしまう。
ここまでくると自己責任というのは厳しすぎで、こういったことこそ国がしっかりとした規制をすべきだろう。
自分が知床に行ったのはずいぶん前だが、切り立った海岸線がとても印象的だったのはよく覚えている。
行方不明の方々が一刻も早く見つかりますように。
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