6418 あらためて感じるネットと現実の差
ネットの世界とのギャップの大きさをあらためて感じている。
最初に、ネットと現実の差を実感したのは、東京オリンピックのボランティアの募集の件だった。
条件が酷く誰も応募しないだろうとネットでは言われていたが、実際募集を開始したら応募者多数だったのだ。
ネットはまだまだ世の中の声を反映しきれてないのではないかと思うようになったが、その思いを強くするようなことが続いている。
結婚内定会見から4年も経っても進捗しない状況が続いている、秋篠宮家長女の結婚問題の件。
婚約者やその母親の言動が、この問題を複雑化、長期化させているのは明らかで、こういう状況では、結婚は難しいだろう…と思っていたが、年内結婚が決まったという。
ネットの意見を見る限り、結婚に対しては、ほぼ100%反対であったり、疑問視する声ばかりだ。
それでも結婚を“強行”するように見えるのは、こういった反対の声って、実はネットの世界だけなのかもしれない…と思えてきた。
ネットを見る限りでは、以前から秋篠宮殿下が言われていた「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」には程遠い状況だが、世の中の考えは、それほど強い反対があるわけではなく、関心すらないのだろう。
であれば、それほど“国民の声”というものにこだわることもない…という判断が働いたと考えても不思議ではない。
同じように、「ウレタンマスク」もネットと現実とのギャップを感じることのひとつだ。
“ウレタンマスク”というキーワードで検索すると、性能に問題があるということなどについての記述が多く見られる。
しかし、現実はどうだろう。
街を見ても、テレビで取材を受ける人も、ウレタンマスクを見かけないことはないくらい、ごくごくふつうのマスクとして使われている。
これだけ、普通に使われているというのは、やっぱりネットと現実との差と言わざるを得ない。