6394 これまでの経験が問題?

社会・政治・事件

連休中に台風が来るという予報が出ていて、実際台風の影響で昨日から今日にかけても、雨や風が強かった。

連休前、台風9号は、日本に近づいてくる段階で強さは990hPaで、月曜日には早々に温帯低気圧に変わると見込まれていたから、正直それほど強くもないじゃないか…と思っていた。

だから、ニュースの速報を出したり、L字型画面で情報を伝えるなんて、ちょっと大げさでは?…と思ったが、その後、台風は全国に爪痕を残したようだ。

また見られる日が来るか…
また見られる日が来るか…

特に印象に残ったのは、香川県直島のシンボルである、草間彌生の「南瓜(かぼちゃ)」が強風と高波で壊れて流されたというニュース。

やはり油断はあったのだろう。

ここを訪れたのは、もう10年以上も前の2010年2月だった。

南瓜は、その後回収されたそうだだが、またもとのように見られる日が来るだろうか。

以前よりも、明らかに自然災害の規模が大きくなってしまっている。

しかし、これまでの経験を元に何とかしようと思うから、それが邪魔をして被害を大きくしてしまってることもあるのかもしれない。

それは、新型コロナウイルス感染症にも言えるだろう。

どうやら、いわゆる”デルタ株”は、これまでとはわけが違うようで、これまでと同じ対策では効果は薄く、ワクチン接種を済ませても、ふたたび感染するケースは後を絶たないようだ。

せっかく、ワクチン接種で見えた希望が、ふたたび遠ざかってしまった。

Posted by ろん