4288 今年の新語・流行語大賞に軽い違和感
新語・流行語大賞は、別にものすごく興味があるわけじゃないけど、ニュースに出てくれば、やっぱり気になる。ちなみに、同じような話としては「今年の漢字」というのがある。
そんな、新語・流行語大賞に、今年はこんな言葉が選ばれたというニュース。
その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2014 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が1日発表され、お笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」と、「集団的自衛権」の2語が年間大賞に選ばれた。
うーん…たまたまなのかもしれないけど、少なくとも、どちらも、僕は使ったことないし、身近で使ったのを聞いたこともない。
それに、2013年の「今でしょ」、「お・も・て・な・し」、「じぇじぇじぇ」、「倍返し」と比べると、2014年らしさみたいなものが、まったく感じられない。
それだったら、「ありのままで」とか「妖怪ウォッチ」とか、はたまた「STAP細胞はあります」のほうが、よっぽどいい。
そもそも、「集団的自衛権」なんて、新語でもないし、流行語でもないんじゃないだろうか? どんな場面で、集団的自衛権って言葉を使えっていうんだ?
ふと、たまたまとはいえ、もうすぐ選挙戦を控えているいま、選者の政治的意図を感じてしまうというのは、ちょっと穿った見方だろうか?