6389 ことの重大さがわからない男
このニュースには驚かされた。
河村たかし市長、ソフト後藤投手の金メダルかじる 「コロナ禍、意識が低い」とSNSで批判
後藤にメダルを首に掛けてもらった河村氏は、手に取り「重たいな」とつぶやくと、マスクを外してメダルをかんだ。事前に後藤に了解を求めず、突然のパフォーマンスだった。
一体何を考えているんだろう…と思ったが、おそらく何も考えていない。
単純な思い付きで、金メダル=噛み付く…という脊髄反射的な行動に過ぎないのだろう。
そして、おそらく相手が若い女性だったこともあって、“許される”と思った可能性がある。
もし屈強な男性アスリートが相手だったら、噛み付いただろうか?
悪いなんて思ってないのだ。
だから、“反省”もこういう表現になる。
「(メダルをかむ行為は)最大の愛情表現だった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを出した。
本人は迷惑を掛けてるつもりはまったくないのだ。
彼以上に、ことの重大さがわかっていない男…といえば、菅首相だろう。
そう思わせるニュースがあった。
菅首相、入院制限方針を撤回せず「理解してもらいたい」
新型コロナウイルスの感染者が急増する地域で入院を制限する政府の新方針をめぐり、自民党内からも撤回要求の意見が出ていることについて、菅義偉首相は4日、首相官邸で記者団に「今回の措置は必要な医療を受けられるようにするためで、理解してもらいたい」と述べ、撤回しない考えを示した。
一昨日、このニュースが伝えられて、あまりのひどさに唖然としたが、当然そう感じる人は多かった。
しかし、撤回する気はないという。
しかも、これまで一度もやったことのない「丁寧に説明して、理解をいただいていきたい」と言うのだから、もう絶望しかない。
ことの重大さがわからない男たちをどうにかできないだろうか?
選挙で選ばれたのだから、彼らの言動を甘んじて受けねばならないのだろうか。