6317 ワクチン大規模接種会場を見てみる
新型コロナウイルスワクチンの国の大規模接種センターの会場として、大手町合同庁舎3号館を使用することにしたという。
はて、そんなビルどこにあるんだろう?と思って、出掛けたついでに寄ってみた。
2020年12月まで税務署として使っていた、地上15階・地下1階の築約50年のビルだそうだ。
地図で見ると、ビル名は“大手町”となっているが、竹橋駅のほうが近い。
というか、最寄駅は竹橋だ。
JRからだと神田駅と東京駅のあいだくらいでどちらからも遠いので、地下鉄で行くことになるだろう。
大手町駅も離れてはいるが、すぐ近くまで地下通路でつながっていて、エレベーターもあるので、行きづらくはない。
ただビルの建っている場所は公道に面していないので、最初はちょっと場所が分かりづらかった。
いまはまだ人の気配がしない。
建物に近づくと外壁といい、名称のフォントといい、より年季を感じさせられる。
中には入れないようだが、ニュースによれば、内部もトイレが和式だったり、廊下には手すりがないそうで、そういったあたりも時代を感じる。
まぁ行きやすいと言えば行きやすいけど、お年寄りに、わざわざここまで足を運ばせるのもどうなんだろうとは思う。
これって単になかなか進まない高齢者への接種を増やしたということのアリバイ作りみたいなものだよなぁ…。
それよりも、医療関係者とか高齢者施設の関係者などから優先して接種してもらって、それに加えて、移動が容易な一般の人たちこそ、こういった施設で接種をするほうがいいんじゃないかと思ってしまう。