6271 天気雨
今朝、外の様子を見ると、晴れているのに雨が降っていた。

いわゆる“天気雨”だ。
ふと、この言葉って、おかしくないかな?…と思った。
天気は、空の様子を示す言葉であって、天気のなかに、晴れや曇り、雨なんかが含まれているはず。
それが“天気雨”ということになると、そこに“晴れ”という意味がなければならなくなってくる。
どういうことだろうと思って辞書を見てみたらすぐにわかった。
てん‐き【天気】 の解説
1 ある場所の、ある時刻の気象状態。気温・湿度・風・雲量などを総合した状態。「天気が変わりやすい」「今日は天気がよい」
2 晴天。「天気が続く」「明日は天気になるだろう」
なんてことない、天気という単語そのものに晴天という意味があったのだ。
でも「天気が続く」というよりも「いい天気が続く」、「明日は天気になるだろう」というよりも「明日はいい天気になるだろう」というほうが多い気がする。
まぁ些末なことではあるけれど。