6270 当たるイヤな予感
久しぶりにケーキを買いにきた。
相変わらず、行列ができている。
もう時間も遅めだったから、ある程度売り切れてるのも仕方がないなぁ…と思っていたら、1つだけ解体ケーキが残っているのがわかった。
まだ自分の前にも何人も並んでいるから、買われても仕方がないなぁ…と思いつつ、ずっと残っていたので、もしかして買えるかも…と自分の順番が来るまでおとなしく待っていた。
ふと、なんとなく嫌な予感がした。
自分の前に並ぶ人(紫の服の人)が、買うんじゃないかと思えてならなかったのだ。
その証拠に…と思って、あらかじめこっそり写真を撮ってみた。
気のせいかも知れないとは思いつつ、様子をうかがうと…。
やっぱり、最後まで残っていたケーキが買われてしまったのだ。
思わず、軽く声が出てしまった。
ふだん、肝心なことに気付けない自分が、こういうことに気付けても、あまり役に立つ場面がないのが残念だ。
買われてしまったことの方が残念だけど。