5974 どうしても放送しないとダメ?
寝る時間になっても、ときどきまだそれほど眠気を感じないときもある。
そんなときは、ときどき、NHKのラジオ深夜便を聴く。
先日も、ふと起きたときに聴いていたこともあったが、何気なく聴けるのがいいのだ。
昨夜も、何気なくラジオをつけたら、会議の音が聞こえてきた。
これが聞こえてくると「あぁ…」と、ちょっとガッカリする。
これは、NHKの予算を審議する委員会の中継録音なのだ。
NHK令和2年度予算審議~衆議院総務委員会~
内容も内容だし、ダイジェストではなく実に3時間にもわたって放送されるから、とても聴く気になれない。
NHKにとっては、伝えるべきことなのかもしれないけど、このような中継録音を3時間にもわたって放送すべきものなのだろうか…と思う。
かつては、ラジオを使った“放送”しか手段はなかっただろうが、いまは、インターネットでいつでも必要なときに聞く方法がある時代だ。
逆に、こういう時代なら、ラジオでなくてもインターネットで他のコンテンツを楽しめばいい…という考えもあるが、自分のような“何気なく聴いてる層”や、主に高齢者などのラジオ深夜便を聴いている層の人たちにとっては、それは敷居が高い。
どこに優先順位をつけるかと考えたら、予算審議の録音を3時間流し続けるよりも、こうした人たちのための放送をするほうがいいのではないかと思うのだけど、どうだろう。