5830 印象派からその先へ ―世界に誇る吉野石膏コレクション展

博物館・展覧会,芸術・デザイン

今日は月曜日だが、会社帰りに、三菱一号館美術館に行ってきた。

印象派からその先へ 世界に誇る吉野石膏コレクション展 本日休館だけどサポーター限定開館中


三菱一号館美術館の年間パスポート会員(サポーター)の限定企画「印象派からその先へ ―世界に誇る吉野石膏コレクション展 貸切鑑賞会」へ。

夜の美術館もなかなかいいサポーターに限って公開される企画で、平日の午後から夜に掛けての開催ということで、比較的落ち着いて鑑賞できる。

さらに、音声ガイドが無料というのもとてもありがたい。

落ち着いた雰囲気吉野石膏…といえば、タイガーボードのCMを思い出す。

その吉野石膏が、長年西洋絵画を蒐集してきたとは知らなかった。

シャガール、ルノワール、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホといった、名前だけならきっと聞いたことのある作家の作品の展示も多く、とっつきやすい。

「西洋近代美術史いいとこどり早見表」なるパンフレットには…

・バルビゾン派
・レアリスム
・印象派
・ポスト印象派
・ナビ派
・フォーヴィスム
・キュビスム
・エコール・ド・パリ

…と、けっこう聞いたことのある芸術運動の流れと、それぞれに今回展示されている作品が紹介されていて、今回の企画展だけで俯瞰することができた。

ルノワール《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》1887年 エドガー・ドガ《踊り子たち (ピンクと緑)》1894年クロード・モネ《睡蓮》1906年とクロード・モネ《サン=ジェルマンの森の中で》 1882年
記憶や知識がつながっていくのは、とても楽しい。

さすがに写真撮影は不可だったが、今回展示の一部作品を写した写真?だけは許されていて、どうしても写真を撮りたい人たちにとっては、これだけでも嬉しいものだと思う。

Posted by ろん