5819 首里城全焼
朝からショックだった。
首里城正殿から火災発生というニュースをラジオで聞いた。
最初このニュースを聞いたとき、ごく一部が燃える“ぼや”のような火事かと思って、テレビで観たら、炎が建物を包み込むほどの火災で、正殿も北殿も全焼した模様と聞いて唖然としてしまった。
そして、その後南殿も全焼し、正殿にいたっては、そこに建物が存在したことが信じられないくらいほど、跡形もなくなっていた。
木造だから火災の可能性はあるし、おそらくその対策もしてあったはずなのに、いとも簡単に、あっという間に全焼してしまうというのは、どうしたことだろう？…と思ったら、その後の報道で、スプリンクラーが設置されていなかったことが伝えられた。
火災の原因は今後調査されるだろうが、同様の歴史的建造物はあるのだから、今回の悲劇を繰り返さないような対策を考えたい。
前回、首里城を見学したのが2017年1月だった。まさかそれが最後になるとは思いもよらなかった。
どんなものでも、いつまでもずっとあるとは限らないのだ。