5618 震災2922日目
今年も3月11日がやってくる。
この日に合わせ、これまで南三陸や気仙沼、仙台や石巻などの被災地を訪れて、震災のあった状況を体感しながら、亡くなられた方を慰霊してきた。
今年もそのつもりでいたのだけど、ここ最近は特に仕事が忙しく、とてもそれどころでなくなってしまったこともあって、断念。
いや、無理すれば行けたかもしれないけど、仕事を気にしたり、どのタイミングで掛かってくるともしれない電話を受けたりしながら過ごすのもどうかな…とも思ったのだ。
震災から8年。
日数にすると、今日で2922日目だ。
震災以降、震災を通じて何が変わり、何が変わらないのだろう?
変わらなかったのは、日々の生活だ。
震災直後は、電気や物資などの不足もあって、多少不自由な生活はあったが、いつの間にやら、震災前とまったく変わらない生活に戻った。
一方、この震災により、何気ないごくごく普通の生活を絶たれ、無理やり変えられてしまった大勢の人たちもいる。
特に、3月11日がやってくると、そのことをあらためて思い起こさせる。
こうした人たちのことに想いを馳せるということが、震災を通じて変わったことだ。
明日は被災地を訪れることはできないけど、また機会をあらためて、行ってみようと思う。