5610 失望しかない

社会・政治・事件

かつて築地市場があった場所では、解体作業が進んでいるようだ。

もうどうしようもないことだけど、残念なことだ。

そして、先日、その旧築地市場跡地の再開発で、国際会議場や展示場を整備することが提案された。

「築地は守る、豊洲は生かす」と言って、築地を食のテーマパークや市場として機能させると言っていた、小池百合子知事の発言はなんだったのだろう?

都民ファーストの会って一体なんだったのだろう?

結局、最初の予定通り豊洲への移転が行われ、最初の予定通り築地の再開発が行われるのだ。

こうした発言や…

東京都の小池百合子知事は22日の記者会見で、旧築地市場跡地(中央区)の再開発をめぐり、都議会自民党などが「説明もなく方針転換した」と批判していることについて「築地は特別な所。食文化を大切にしたいという考え方は全く変わっていない」と反論した。ただ、築地に市場機能を持たせるかについては「市場業者の意見をしっかり聞いていく」と述べるにとどめた。(2019/02/22-18:13)

こうした答弁を見ると…

答弁に立った小池氏は「都が卸売市場として運営するのは豊洲。築地が培ってきたものをしっかり生かすとの思いで『築地は守る』と述べた」と述べ、当初から方向性は変わっていないとの認識を示した。

一体何のために知事になったのだろう?と思わずにはいられない。

色あせたポスター小池知事のやったことは、ただ当初の予定を遅らせただけでなく、遅れたために余計な費用を支出させただけにしか思えない。

政治家にはガッカリさせられることは多いが、彼女ほど酷く失望した例を他に思い出せないほどだ。

築地市場に思い入れがあったぶん、余計そう感じさせるのかもしれない。

壁に貼られたまま色褪せた都民ファーストの会のポスターを見ると、失望、そして怒りすら感じてしまう。

Posted by ろん