3891 やはり2位じゃダメ!?
高知県四万十市で、41度という国内史上最高気温を記録したというニュースが伝えられた。
これまでの日本一は、2007年に記録した岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市の40.9度だったから、両市は日本一の座を譲ることになる。
「日本一暑い」という“称号”は、極めてわかりやすく、どんなに過酷な環境であっても、それを売りにすることで、“街おこし”の原動力になった。
しかし、2位以降となると、称号は一気に色あせる。たとえ、その差がたった0.1度であっても。
1位と2位以下の知名度に雲泥の差があるという現実は、誰にでも心当たりがあるだろう。
よくある例えだが、国内最高峰の山を知っていても、2位以降をさらさら言える人がどれだけいるだろう?
せっかくなので調べてみた。
日本
1 富士山 (山梨県・静岡県 3,776m)
2 北岳 (山梨県 3,193m)
3 奥穂高岳 (長野県、岐阜県 3,190m)
世界
1 エベレスト (ネパール・中国チベット自治区 8,848m)
2 K2 (中国新疆ウイグル自治区・パキスタン 8,611 m)
3 カンチェンジュンガ (ネパール・インド 8,586 m)
この機会に覚えようと思ったのだけど、世界3位だけは、忘れてしまいそうな気がしてならない。