5603 旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」
今朝も、ふたたび上野公園にやって来た。
昨日観られなかった、旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」のリベンジだ。
昨日の今日じゃなくてもよかったのだけど、なんと、もう来週には終わってしまうということもあって、これはもう行ってみるしかない…と。
昨日あんなに混雑していた上野公園も、人はまばらだ。そりゃそうだ、まだ8時前だ。
それでも、旧博物館動物園駅には、すでに11人並んでいた。
正直、思ったより少ないな…と思っていたが、あっという間に行列が長くなった。
長くなった行列は、並ぶ場所を移されると、さらに行列は伸びる。
そして10時。整理券配布開始時刻。
配布は、10分ちょっとで終わってしまった。
係の人の話によれば、9時過ぎには、もう定員を超えていたらしい。
そういった事情を知らずに、客は続々とやってきては、係員から話を聞いて、落胆して帰っていく。
「昨日テレビでやってたけど、そんなこと言ってなかった」…と係員に食って掛かる人もいた。
番組サイトを見れば、ちゃんと整理券配布のことも書いてあったが、放送はしていなかったのだろう。
入場は無料だが、記念入場券を兼ねたパンフレットを手渡された(写真は帰宅後に撮影したもの)
内容は、今回の展示ではなく、展示の”世界観”を紹介した感じの内容で、ちょっとした”読み物”という感じ。
入口ホールには、アナウサギのインスタレーション。
この中はこんな感じになっていたのか…。
ホールを降りていくと、切符売り場とトイレのあった踊り場のようだ。
対象の動物の特徴を表現した毛並みと、その上には3Dプリンタで作ったレプリカの骨格標本。そして脚元には、その動物の糞のレプリカが展示されている。
動物園とか博物館でも、こうした展示があったらおもしろいのに…。
小さな子どもたちはもちろん、大人でも楽しい。
独特な世界観があるが、解説はないので、これが一体何を意味しているのかについては、イマイチよくわからない。
観たままを感じればいいのかもしれないが、やはり何を表しているのか…ということは、知りたいと思う。
あちこちに、落書きがそのまま残されている。あえてそのままにしているそうだけど、実際に書いた人は、まさかこのように残されるとは思ってもみなかっただろう。
プラットホームは、さらに階段を降りたところにあるが、透明な仕切りで行き止まりになっている。
この透明の仕切りには、白いペンで”落書き”ができるようになっている。
見学はここまで。
階段の先に列車が走っていて、音は聞こえるものの列車は見えなかった。
事前予約で解説付きのツアーもあったようだ。
以前から知ってたイベントだったし、もっと事前に調べておくんだった。
今回、長時間並んだ割には、見学できる範囲はかなり狭かったものの、入場者数を制限していることもあって、かなりゆったり鑑賞できたのは良かった。