5533 映画未出演者に映画賞
見出しを見て「何だ?」と思った。
Koki,がELLE映画賞受賞 映画未出演者で初「ライジングスター賞」(Web魚拓によるキャッシュ)
これからの活躍を応援したい女性に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」を獲得。15年に創設され、翌16年から個人表彰が始まった同映画賞で、映画出演の経験がない受賞者は初めて。
“映画賞”に映画未出演者が受章…“初”だって、そりゃそうだろう。
たしかに、彼女が、言わずと知れた夫婦の娘だということで、注目を集めるのは間違いない。
こうして僕まで取り上げているのも事実だが、本当にこれでいいのだろうか?
なんの実績もなく、映画にすら出演していないのに賞を与えるということに、この賞の関係者は、なんの違和感もなかったのだろうか?
彼女の周囲には、もしかして、彼女の成長をしっかり考えてる大人がいないのではないかとすら思ってしまう。
検索すると、こうした受賞に疑問を呈するのは、一般の人たちばかりで、マスコミは、一部を除き、違和感に触れることなく、せいぜい映画賞”初”ということを伝えるのみだ。
こう考えると、一番気の毒なのは、受章した彼女だ。
決められたことにしたがうしかない彼女は、自分の一存ではどうすることもできないまま、周囲の大人に振り回され続けるのだ。
このまま芸能界に生き残り続けることができるのか、まったくファンでもないのだけど、なんだか気になってしまう。