5506 川越車両センターまつり
鉄道関係のイベントは、気にして注目をしているのにもかかわらず、開催”された”というニュースで知ることが多いが、今回は前日に知ることができた。
埼京線と川越線を走る電車を管理する、「川越車両センターまつり」に行ってきた。
ここは、実家からも比較的近い場所にあって、以前から一度は行ってみたかったのだ。
最寄り駅は、川越線南古谷駅で、ここから川越車両センターまでは、しばらく田んぼの間を歩くことになる。
今日は川越まつりも開催されるということもあって、臨時列車が何本も運行されてるようで、鉄道ファンたちのテンションも上がる。


開場の10時前に着いたが、受付までかなりの行列だ。
受付で、記念品?をいただく。オリジナルの、クリアファイルと扇子?だった。

小さな子供たちを含む家族連れと”大きなお友達”が多いが、特に”大きなお友達”の目的は、車両の写真撮影だ。

現在は、主に特急「あかぎ」で使用されている651系が、休憩スペースとして開放され、埼京線と川越線で使用されているE233系は、車内放送の車掌体験のために使われていた。

まだ、開場したばかりということもあってか、休憩スペースはがらんとしていた。
時間があったら、こういうところで、のんびり過ごすのもいいかも…って思った。

鉄道基地のイベントとしては、こぢんまりとしているが、それでも来場者は多いので、社員のひとたちも、いろいろ大変そうだ。

小さな子供たちに、鉄道のことをもっとよく知ってもらおうという教室も開かれていた。

事務棟では、歴代のヘッドマークが展示されていた。
川越線電化と埼京線開業のヘッドマークを付けた電車の姿は、かろうじて覚えている。もう33年も前になるのだけど。

ふと、思い出したことがあって、川越車両センターを出て、ある場所に行ってみた。
センター脇の踏切。
ここは、僕が運転免許を取得するときに路上教習で通った踏切なのだ。
そしてここで、発進時にエンストをしたのをよく覚えている。
坂道になっていると思っていたが、あらためて見てみると、それほどでもない。
クラッチの使い方を誤ったただのエンストだったようだ。

南古谷駅へ歩いている途中、特急「踊り子」などで使わている185系電車が走っているのを見掛ける。
帰りの車内から、撮り鉄たちの姿をたくさん見掛けた。
彼らが何を待ってるんだろう?と思ったら、川越線指扇駅で、またもう1編成の185系とすれ違う。


ふだん走らない列車をたくさん見ることができて、楽しかった。