2680 川越、ママチャリ、思いつくまま1時間。
久しぶりに実家のある川越をママチャリ(自転車)で走った。
丸広百貨店川越本店全景 |
まず向かったのは、丸広百貨店川越本店。
丸広百貨店といったら、川越でもっともステータスの高い百貨店だ。週末ともなれば、付近の道路は“丸広渋滞”でかなり混雑するくらい。
今回、用事があるのは、その屋上。そこには、かつてあちこちの百貨店にあった屋上遊園地があるはずなのだ。
最近はその多くが閉鎖され、あまり残っていないと聞いているので、残っていれば貴重な部類に入ると思う。
上がってみると、いまでもちゃんと屋上遊園地はあった。、もちろん観覧車が残されている。
観覧車はゴンドラが10個も付いてない小さなものだが、百貨店のビルの屋上だから、眺望は抜群だ。
お客さんはあまりいないのは寂しいけれど、変わらずに残っていたことは、嬉しかった。
自転車で走るなんて、十数年ぶりくらいかもしれない。
街のあちこちが変わってしまって、一瞬知らない観光地にやって来た気分になった。でも、ゆっくり自転車を進めていくと、ところどころで、記憶がよみがえり、やはり僕がかつて暮らしていた街だったことが、少しずつよみがえってきた。
それにしても、朝の連続テレビ小説の力はすごい。街中が“つばさ”一色といった感じで、あちこちに、ポスターや幟などがあふれ、観光客も以前に比べて増えたような気がする。
出演者の写真やサイン、セットの再現など、いま、まさに見ている風景が見られるのは、ちょっと楽しい。
ただどういうわけか、縮尺が変で、セットがやたらと小さいのが気になった。ラジオぽてとのある川越キネマのセットでは、入り口が1.5m程度しかなかった。
ただこうして写真に撮って、あらためて見てみると、ほとんど違和感がないので、観光客向けの写真撮影用なのかもしれない。
せっかくなので、蔵作りの街並みもちょっとだけ散策してみた。
写真にあまり人が写っていないのは、いない瞬間を見計らって撮ったから。次の瞬間は、かなりの人たちでいっぱいになる。
家に帰る途中。飛行船が真上を飛んでいった。たった1時間ばかりの、ママチャリ散歩だったが、いろいろな発見があって楽しかった。