3007 ヘルシンキ・ファクトリーショップめぐり

旅行・見学・イベント

ヘルシンキ2日目。

昨日に続いて、マーケット広場にやってきた。

Sawna の文字のネームプレートとか、木を使った動物や、木の皮を使ったアクセサリーなど、いかにもフィンランドらしい。

商売っ気のないおじさん。

いろんなお店と、いろんな人たち、見ていて飽きない。

次の目的地に向かうため、マーケット広場をあとに、ヘルシンキ中央駅に向かう。今回の旅行で初めて地下鉄を利用する。

 

車内はクロスシート(ボックスシート)状になっているが、シートそのものは固いプラスチックで、まるでベンチみたい。

列車の行き先、次の駅名などの表示は、車端部にある電光掲示で表示され、液晶モニタは広告や天気予報などを表示していた。

案内も最小限で車内はとても静か。日本の地下鉄とは大違いだ。

 

停車駅案内で、×と書かれた駅があったが、これは何が起きたのだろう?実際、この駅は工事中のように柵がされていて、通過したのだけれど。

地下鉄に乗ってわざわざ向かったのは、マリメッコのファクトリーショップだった。

街中じゃないし、わかりにくいかと思ったが、行き方を書いてくれたサイトがいくつもあったし、いまは、Googleマップもあるから、難なく行くことができた。

ファクトリーショップだからといって、アイテム数が多いということではないし、安い商品も多いが、安くないと書かれたコーナーもしっかりとあって、あまり過剰な期待はしない方がいいかなぁ…という気がした。

昨日飲んだミネラルウォーターに、0.2ユーロ戻ってくる?というマークが表示されていたので、地元の人たちがやってるのと同じように回収する機械にペットボトルを入れてみる。
マリメッコのファクトリーショップをあとにして、駅近くのスーパーに寄ってみた。

他の人が難なく入れられているのに、なぜか僕だけ受け付けてくれない…。困っていたら、後ろのおばちゃんが、投入する方向が逆だと教えてくれた。ペットボトルの入れる方向が決まっていたのだ。

うまく受け付けてくれると、するとレシートが出てきた。

スーパーに入ろうとすると、入口には“門”があった。スーパーにはたいていこうした“門”があって、自由に出入りができないようになっている。スーパーから出るには、必ずレジを通らなければならないのだ。

スーパーをぐるりと回ってみる。整然と並ぶ商品の棚の位置はちょっと高め。背の低い人は商品が取りにくいかも。ミネラルウォーターを見つけた。

レジに並ぶ。ベルトコンベアに商品を置く。前に並ぶ人の商品と区別するために、仕切り棒みたいなものを置くみたい。

さっそく、買ったばかりのミネラルウォーターを開けてみたら…炭酸入りだった。ペットボトルには何も書いてなかったのに…

地上の光がプラットホームまで届いていたので、ようやく地下鉄車両の写真が撮れた。続いて、アラビアのファクトリーショップに向かうため、ふたたび地下鉄に乗る。

途中で、トラムに乗り換え、arabiakatu停留所で降りる。katuとは“通り”のフィンランド語のようで、いわば、アラビア通りということになる。

 

 

アラビアはフィンランの陶器ブランドだ。

ここはその工場で、ファクトリーショップや博物館なども併設されている。

 

 

 


博物館

がぉー

 

ファクトリーショップ(アウトレット)は、さまざまな商品が所狭しと並ぶ。

「 2-laatu 」という文字が並んでいたので、2個で1個分の値段という意味かと思ったが、どうやらそうじゃなく、2級品かったようだ。

それでも十分なお買い得品ばかりで、目移りしてしまいそう。

ガラスの天井の吹き抜けが館内を明るくしていた。アウトレットショップの隣には、図書館があった。

併設されているカフェで軽い昼食。シナモンロールは、このあたりのカフェでは必ずあるという定番メニュー。シナモン風味とともに、中のモチモチ感は、なんか独特。

今日は、遅くとも16時前までには、船に乗らなければならないため、あまりゆっくりしていられないのだ。

後ろ髪を引かれるような思いで、アラビアをあとにする。

本当は、そのままホテルに戻って、荷物を引き取ってからすぐに船に向かおうと思ったのだけど、乗ったトラムを間違えてしまい、市内の中心部に出てしまった。

せっかくなので、フィンランドの著名な建築家アアルトの名前を冠したカフェや、近くのお店を見物。こちらの建築物は、光の使い方というか、取り込み方がとてもうまいと思う。

帰りがけに、思いがけないものを見かけた。

鉄道ファンでなければ気付かないかもしれないが、複線なのに線路が重なっている単複線(ガントレット)と呼ばれる線路配置だ。狭い敷地で複線としなければならない箇所で使われる。通常なら、単線にするところだが、この方が、ポイントを設けて単線にするよりも手間が掛からないために採用されるようだ。もちろん、当然ながらすれ違いはできない。

 

出航時間まであまり無いので、急いでホテルに戻り、預けてあった荷物を引き取り、ふたたびトラムに乗る。さっきあるいた、ガントレット区間を車内から見る。

日本では見られないので、線路を見るだけでも軽い興奮。

今朝行ったばかりのマーケット広場を通って、10分ほどで、これから乗るフェリーが見えてきた。

乗り場のある停留所に到着。いよいよシリアラインに乗船する。

Posted by ろん