4927 撮影された駅を推理する(その5)
あるサイトの記事が気になった。
この写真は、あくまで、本文に関連するイメージであり、場所はまったく関係がないのだけど、こういった鉄道風景が出てくると、記事の本文そっちのけで、実際の場所を特定したくなる。
かれこれ過去4回も同じようなことをしてて、今回は5回目だ。
いま乗車している車両の姿だろう。
これは東武8000系だ。
8000系は東武鉄道のさまざまな路線を走っているので、ここが、どの路線かを特定することができない。
分岐器(ポイント)の数が多いところからすると、停車している駅は、比較的規模の大きそうだ。
自分の乗っている列車は、停止信号によって駅に停車している。
線路の配線から見て、停車しているのは、副本線上のようで、こちらは各駅停車で、急行等の優等列車の接続待ちか通過待ちをしているようだ。
他に、この写真からなにか情報は取れないか…
拡大してみると…
200系もしくは250系だ。
通常この車両が走るのは、伊勢崎線、桐生線、佐野線だけなので、多少は絞られる。
特定するには、距離が長すぎる。
やはり、伊勢崎線だろうか?
特に北千住から北越谷までは高架線が続いているので、このあたりが怪しい。
ただこの線路配置は思い出せない。
自分の記憶が正しくないかもしれないので、配線図を紹介したサイトを参考にチェックするが、どうにも合致しない。
これは困った。
さらに写真を確認する。
あっ!
思わず声が出そうになった。
しっかりと「桐」の文字があった。
当然、桐生線を意味する表示で、桐生線でこれほどの規模がある駅は、ただ1つ。
そして、さきほど参考にしたサイトの桐生線太田駅の配線図を見ても、合致した。
間違いない、ここは太田駅だ。
当初の想定より、相当手間取ってしまったが、無事判明して、なんだかホッとした。