2586 保安装置故障で遅延

鉄道

今朝、都営地下鉄三田線が東横線田園調布駅で発生した保安装置故障…つまり信号トラブルの影響で、ダイヤが大幅に乱れた。田園調布は三田線が直通している東急目黒線の駅で、直通する三田線が巻き添えを食った形になった。

相互乗り入れの多い東京圏の鉄道では、いまに始まったことではないが、こうした乗り入れ先のトラブルに巻き込まれてしまうケースは少なくない。

もはや乗り切れない
もはや乗り切れない

路線によっては100km離れた踏切事故の影響を受けることもある。直通運転でメリットを享受する人も多いだろうが、まったく関係ない人も大勢いることも忘れてはならない。

不思議に思うのは、こうしたトラブルが起きることは100%予想できることなのに、復旧までの作業がスムーズに行われていないように見えたということだ。今回の場合、報道によれば障害発生が午前4時10分ごろで、朝の通勤ラッシュまで多少は時間の時間があったはずなのに。

なぜ復旧に時間が掛かることが予見された時点で、目黒線への乗り入れを中止することができなかったのだろうか? 今回のような乗り入れ先での障害が発生したら、早い段階で乗り入れを中止し、線内折り返しとすべきなのではないだろうか?

今日は、このトラブルの影響で、電車に乗り込むことすらできず、5本くらい見送ったこともあって、出社が20分以上遅れてしまった。

ようやく乗り込んだものの、こんな猛烈な混雑する電車に押し込めておいて、いつものように長々とした広告や、火災予防運動実施中といった“うるさい放送”は相変わらずだった。こんな状況のときくらい、止めることはできないものだろうか?

Posted by ろん