4580 都営フェスタ2015 in 浅草線
今日はあいにくの天気ではあったが、1年に1回しかないチャンス…ということで、疲れ気味ではあったが、思い切って西馬込まで行ってきた。

都営フェスタ2015 in 浅草線 の会場となっている、馬込車両検修場(馬込車両基地)は、都営浅草線の終点西馬込駅から徒歩数分。

入ってすぐのところでの写真撮影は、親子専用ということで、大きなお友達は、反対側に回るように言われる。
工場の中を通って、反対側へ向かう。
工場内では、催しがいろいろとやっていたが、やはり子どもたち向けばかりなので、ざっと見ながら進んでいく。

この工場は、完成して10年ほどで比較的新しいので、全体的に近代的で、綺麗な感じがする。
狭い場所を有効に使うため、台車がロッカーの棚のように、積み上げられていたのは興味深かった。

工場の反対側に出てみると、保守車両の展示が行われていた。
そのなかに、珍しいねじ式連結器を持つ車両があったので、改めて見てみたら、やはりスイス製だった。
ふだんなら絶対に見ることのない、日本で唯一の地下鉄用の電気機関車なども展示されていた。
あいにくの小雨模様だったが、じれくらいの天気だからこそ、この程度の人出で済んでるのかもしれない。
いかにも…鉄道好き…といた男性たちが、フジテレビの取材を受けていた。


おなじみ、各鉄道会社のグッズや、鉄道部品の即売コーナーなどは、相変わらず、にぎわっていた。
”都営フェスタ”という名称にしては、比較的展示内容も規模もこぢんまりとした印象だったが、以前から、一度は来てみたかったので、今日じっくり見られてよかった。
そのまま帰ろうか…と思ったのだけど、ふと、閉鎖された車両工場が合ったのを思い出した。
その工場に至るまでには、いくつかの踏切もあったということで、その跡地を探しに行くことにした。
ちゃんと下調べもしないで歩き始めたために、つい正反対の方向へ歩いてしまい、つい先程までいた、車両基地の跨線橋までやってきた。

跨線橋からは、車両基地の様子がよく見えるが、ちょうど架線を吊り下げる架線ビームが邪魔で、ずらりと並ぶ電車が全然見えないのが残念だった…

すっかり思い込みをしていたようで、工場跡は真逆の方角だった。
あらためて調べ直して、工場跡へ向かった。