4508 ふと思い出した30年前の自由研究

物思いに耽る(雑感)

当時の新聞1985年(昭和60年)8月12日に発生した、日本航空123便墜落事故。

毎年、この事故のことが伝えられると、当時の様子をリアルに思い出す。

テレビにくぎ付けになり、乗客が救出される速報を固唾を飲んで見守っていた。

新聞も連日大きく取り上げていた。

この事故から今年でちょうど30年。時の経つ早さを実感させられる。

今年は、日航機墜落事故から30年という節目の年であるとともに、太平洋戦争終結から、70年という節目の年でもある。

この2つの節目のおかげで、ふと、突然、この年の夏休みの自由研究を思い出したのだ。

タイトルは…

「戦後40年 日本の歴史」

30年前も、戦後40年という節目の年だったのだ。

内容は、タイトルの通り、1945年(昭和20年)8月15日の終戦の日から40年、可能な限り、日本の歴史(できごと)を、大学ノートに列挙していくという、見ようによっては、単純なものではある。

しかし、これが意外と難儀だった。

当然ながら、インターネットなんてなかった時代…こうした情報を得るのは、もっぱら図書館なわけで、何日も図書館に通った。

そして、困ったのは、比較的当時最近のできごとだった。

新聞の縮刷版などを当たっているうちに、「現代用語の基礎知識」にけっこうまとまって書かれていたことに気付く。

ちなみに、集英社の「イミダス」や、朝日新聞の「知恵蔵」などは、まだ出版される前のことだ。

このとき、「戦後40年」…って、ずいぶん昔のことだと思ってたが、いま、30年前の当時を振り返ると、意外と最近なんだ…と思い知らされる。

あの大学ノートは、どこにいったんだろう…。

Posted by ろん