3147 自転車修理から学んだこと
以前から自転車の後輪ブレーキに違和感があり、気にはしていたのだけど、そのまま放置していた。
しかし、今日になってようやく重い腰を上げて、修理に取りかかることにした。
問題の症状は、一度ブレーキを掛けると、そのままブレーキがロックした感じで、ブレーキハンドルを離しても、元に戻らなくなってしまうというものだ。
そこでいったんブレーキワイヤーを緩めて、ブレーキに問題がないかどうかを確かめることにした。
すると、なんてことはない、ワイヤーとブレーキ本体をつなぐ金具が、何らかの理由で動きが悪くなっていただけだった。このため、ふつうは、バネの力で簡単に元に戻るはずのところが、元に戻らず、ブレーキが効いた状態が続いてしまったというわけだ。
原因がわかれば、問題解消は簡単。
あっけない幕切れだった。
それにしても…こんなに簡単に修理できるのならば、さっさとやっておけばよかった。気になりつつも、ずっと放置してきた自分が情けない。
なんでもそうだ。
気になっているのに、よく確認もせずに、そのまま我慢し続けていること…もしかすると、たくさんあるような気もしてきた。
問題解決までに、本当に手間が掛かることなのか? それとも実は簡単に終わってしまうものなのか? ときどき、自分の抱えている問題の棚卸しをすることが、大事なんだということを学んだ…気がする。