4447 生きるということ
ガンであることを公表する記者会見を開いてから、わずか1ヶ月あまり。
俳優の今井雅之が亡くなった。54歳。
覚悟はできていたのかもしれないけど、当時の記者会見の内容を見ていると、やはり無念だっただろうな…と思う。
翻って自分はどうだろう…?
実を言うと…。
僕自身、生きることに対しての執着が薄いように思う。
もっとわかりやすく言えば、「絶対に生きなければならない」とか、「絶対に死にたくない」…といった強い思いがあるか…というと、ちょっと疑わしい気がしているということだ。
だから、こうしたニュースに接すると、自問自答を繰り返すことになる。
その中で出したひとつの結論は…
いつ死んでもいいと思ってるのは、人生が充実しきっているか? 人生を舐めて掛かっているか?のどちらかではないか…ということだ。
もちろん、僕は間違いなく後者だ。
きっと、いろいろな理由をつけては、逃げているんだと思う。
以前に比べたら、かなりポジティブな思考に変わってきたとは自覚しているが、それでもなお、悪いことばかり考えるクセは抜けていない。
自分の人生は自分で作る。
遠慮ばかりせず、もっと貪欲に生きてもいいはずだ。
そして、あたらめて、いつ心でもいいと思えるくらいの人生を全うしたい。