4408 テンパる

日常生活

最近、仕事上の役割として、各部門の責任者に説明したり、理解を求めるなんていうシーンが増えてきた。

もともと、緊張しやすい体質ではあったが、最近は、明らかにそれがひどくなったように感じている。

おかげで、情けないほど、ちっともうまく話せない。

どうしたものか…。

まず、テンパった自身の置かれている状況を把握してみよう。

原因のひとつとしては、「うまくやろう」という思いが強すぎるから…というのはあるだろう。

それはそうなんだけど、じゃあ、うまくやらないでいいか?というと、そういうわけにもいかない。

うまくやらなくてもいいけど、しっかり伝えたい…というのはある。

自分が言いたいことが口に出てこないから、うまく伝わらないし、うまく伝わらなければ、ここで話す意味がない…

状況は悪化する一方だ。

あれ…そもそも、テンパる…って何だ?

テンパるの語源は…調べてみたら、麻雀用語だった。

「あと一枚で上がれる状態」を意味する『聴牌(てんぱい)』が語源だそうだ。

それが、「準備万全の状態になる」や「目一杯の状態になる」という意味を持つようになり、そのうち「目一杯の状態になる」が「余裕がなくなる」という悪い意味を持ち、「あわてて動揺する」「焦る」…というな余裕のない場面で使われるようになったという。

こうした言葉の変化や語源をたどるとおもしろい。

自身の置かれた状況とはいえ、テンパる語源を知ったところで、テンパる対策にはならないんだけど。

有効な対策としては、場数を踏んで慣れるしかないんだろうなぁ…とは思う。

Posted by ろん