5907 大東京金貨大作戦
恒例となっている、高校時代との友人たちとの新年会へ。
今回話題の中心となったのは、この新年会が何回目の開催であるのか?ということと、とあるテレビ番組のことだった。
前者については、過去の写真や記憶などから、今回を24回目として、次回を25回の記念新年会にしようということだった。
そして後者については、記憶がうっすら過ぎたが、少しづつわかってきた。
きっかけは、片付け中に出てきたというこのテレホンカード。
大東京金貨大作戦
TBSテレビで放送された大晦日の特別番組に自分たちが参加した…という話だ。
参加者たちは、番組から示された暗号を解読して、その場所に向かい、最後に金貨を掘り当てる…というものだったようだ。
相変わらず僕の記憶は皆無に近いが、僕もなんらかの形で関わっていたようだ。
今回、新年会に参加できなかったメンバーの1人からのLINE…。
これには、みんなピンときた。
答えは築地本願寺。
続いて、こんな暗号も送られてきた。
ちなみに、ものすごい記憶力を持つ彼は勤務時間中だという。
「巨大な卵から七つの星が回転するとき、53の巨星が輝く館に出会うだろう」
5万分の1の地図で、“巨大な卵”が東京ドーム(ビッグエッグ)を中心に届いた場所が、当時、千代の富士が前人未到の53連勝を達成した場所…両国国技館というのが答えだったようだ。
暗号を解く鍵がタバコだったり、今は亡き千代の富士が現役だったというところにも、30年前という時代の流れを感じる。
そして、さらには、東武伊勢崎線牛田駅、京成本線京成関屋駅近くにある「アメージングスクエア」、村上春樹の「ノルウェイの森」に関連して「中野サンプラザ」、そして最後は「新木場」で、オレンジと軍手とスコップ、タスキ?が支給された…といった記憶が出てきた。
もちろん、僕はほとんど記憶していないが、このあたりの情報を検索しても、まったくと言っていいほどヒットしない。
どんなにマイナーな情報でも、たいていは何かが引っ掛かるものだが、この情報だけは“皆無”だ。
検索に出てきたのは、自分の記事に対するうのくんのコメントだけだった。
年末のテレビ特番だったにもかかわらず、ここまで情報がない…というのはすごい。
誰かが記憶を補完してくれることを期待して、こうして記事を公開することにした。