4238 秋の鈍行ひとり旅2014(3日目)
まずは、九州鉄道記念館を見学。
こちらの詳細については、追って紹介予定。


なぜ門司が発祥の地となったのか…解説を読みそびれたので、Wikipediaによると…バナナを神戸に運ぶためにその過程で悪くなったバナナをいち早く捌くためであったり、当時、鉄道の九州の玄関口が門司港だったことなどによるという。

10年くらい前に一度来ているが、このときのイメージを思い出せないくらい、周囲は変貌してしまったので、かなり驚いた。

改修工事中の門司港駅は、駅舎全体が仮囲いに覆われてしまい、中の様子を見ることができなくなっている。 そのため、デッキを設けて、工事の様子を見られるように…ということのようだが、仮囲いがしっかりとし過ぎて、実際に見られるのは、ごく一部だった。

門司港発 12:18~鳥栖着 14:11
鹿児島本線 快速荒尾行き 4245M
今日は3日間の旅のなかで、もっとも鉄道の乗車距離が短い。


門司駅では本州・下関へ向かう電車とすれ違い、スペースワールドを通り過ぎ…

特急の通過待ちのため折尾駅で5分停車中、「弁当~弁当~」という声が…。
いまどき駅弁売りの人がいるなんて…せっかくなので、買ってみた。

鳥栖発 14:26~吉野ケ里公園着 14:40
長崎本線 普通佐世保行き 2937M

平日午後ということで、それほどお客さんもいない。運転席の後ろに行ってみると、何かの試験か訓練か、ストップウォッチ片手に指導員らしき人が、随時運転状況をチェックしていた。


吉野ケ里公園発 17:11~佐賀着 17:23
長崎本線 普通長崎行き 2869M

短い2両編成の電車内は、通学の生徒たちでいっぱいだった。

長崎へ向かう途中で通過したことは何度かあるが、下車したのは初めて。

ちょっと早めに空港に行ってみようと思っていたのだけど、飛行機の出発に合わせてバスが走っているために、その願いは叶わず…

40分弱で佐賀空港に到着。
長々と鈍行で旅を続けてきたが、ここからは中国系LCCの春秋航空を利用して、ショートカット。行き先は、成田空港ではあるけど、諸経費込みで3,500円は安い。

昨日から今日にかけての台風の影響で、折り返しの飛行機が来なかったため、出発が1時間遅れてしまう事態に…。

前日や午前の便も一部は欠航したらしいので、もしかするとかなり混雑しているんじゃないかと思ったら、ガラガラだった。

前後のシート間隔は極めて狭い。 まぁ安い席を選んだから仕方がないのだけど。

ただしボーディングブリッジは使えず、空港ターミナルビルまでは連絡バスで移動。

いつもだったら、写真を撮ったり周囲の様子を観察するところだが、乗ろうと思っていた最終の成田スカイアクセス線に乗り遅れまいと、大慌てで移動。
なんとか間に合った…。

こうして、すべてが慌ただしい、秋の鈍行ひとり旅2014は、終了となった。