4223 プロテイン

たべもの

先日、デパ地下の総菜コーナーで驚いたことがあった。

バランスの取れた総菜(弁当)を紹介するPOPに、英語で書かれた栄養素を何気なく見ていると…

プロテインって…

Protein

プロテイン=たんぱく質

…と書かれていた。

へぇ!なんと、プロテインって、ただのたんぱく質だったのだ。

あらためて、たんぱく質のことを調べてみる。

たんぱく質は、炭水化物、脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、身体をそのものをつくる役割も果たしているという。

人の身体のうち、約70%は水分であるが、たんぱく質は水分に次いで多く、実に20%近くを占めているらしい。

人間の身体はたんぱく質でできているといってもいいくらい。

いままで、不勉強ながら「プロテイン」という物質なり栄養素があると思っていたので、皮膚も髪も筋肉も臓器も、プロテインでできている…というと、なんだか違和感がある。

卵白(蛋白)がたんぱく質を主成分であるために、“たんぱく質”と名付けられたというから、なんてことない(もちろん重要だけど)物質なのだ。

そういう意味では、ビタミンや特別な栄養素と違って、どうしても“プロテイン”という形で、特別に摂取しなければならない理由はなさそうな気がする。

たんぱく質といわずに、わざわざ、プロテインと呼ばせるところに、何らかの意図があるんじゃないかと思うのは、穿った見方だろうか?

Posted by ろん