4183 これが世の常
何気なく見過ごしそうな記事の見出しがちょっと気になった。
AIBO、君を死なせない 修理サポート終了「飼い主」の悲しみ〈AERA〉
ソニーが開発したロボット“AIBO”は、2006年ソニーがロボット事業を撤退したことにともない、その修理サポートも、今年3月に終了してしまったという。
ロボットだから永遠に一緒だと思ってたのに……。
そうだなぁ…。
ロボットとか機械って、人間のような感覚を持っていないから、無意識のうちに、「疲れを知らない」とか「働き続ける」みたいな感覚を持ってしまっていた。
そういえば、漫画「銀河鉄道999」で、主人公の鉄郎が、メーテルとともに旅に出たのは、永遠の命を持つ機械の身体を手に入れるためであった。
話を戻すが、実際、どんな機械でも、永遠なんてあり得ず、故障はつきもの。
いつかは壊れる…なんてこと、ふだんの生活から、わかっているはず。
あえて言えば、永遠は修理とともにある。
どんなものにも永遠なんてない。いつかは終わる。
そして、多くの場合、終わって欲しくない、続いて欲しいというものから、去っていく。ロボットも例外ではない。
これが世の常。
逆になくなって欲しいものは、いつまでも存在し続けることがある。
例を挙げれば、キリがない。
物事ってうまくいかない。
これも世の常。
だから、あまり難しいことを考えるのはよそう。