3855 山開けず…
昨日池袋に出掛けたとき、「あさがお市」の幟があちこちに立っていた。
そして、もっと気になったのは、一緒に書かれていた「池袋富士お山開き」とある。
池袋の富士塚が山開きするのだ。
調べてみると、その富士塚は、1年で、たった1日、7月1日の正午から日没までしか登れないという。
東京の日没は19時くらい。
なんとか会社を出て、急いで、池袋氷川神社に向かえば、日没の19時までには間に合いそうう。
ということで、急いで向かった。
19時まではあと20分くらい…という時間に着いた。
ちょっと周囲が静か名のが気になる…。

誰もいない。
看板はあるから、やってたことは間違いないようだ。

なぜか、神社の入口はロープで柵がされて、明らかに部外者の侵入を拒んでいるようだった。
しばらく、入れない神社の前をウロウロしていると、何人も、神社の本殿に向かって一礼する人の姿を見掛けた。
地元の方からはすごく信頼を集めているようで印象的だった。

いずれにしても、富士塚に登れないどころか、近づくことすらできないのは悔しい。
近くに貼られていたポスターを見ても、日没まで…と書いてある。

また一人、入口で立ち尽くす人の姿が…
賑やかなのは、神社前にある小さな公園だけ。子供達が遊んでいた。

それにしても、実際何時くらいに終わったんだろう? 気になる。
誰かに聞こうにも、誰もいない。
近所に交番があった。
何か知ってるだろう。全然知らないみたい。「宮司さんに聞いてみて」というばかり。
さっき神社前の公園で子供達が遊んでいたのを思い出した。
あさがお市も終わってた…


せっかく会社を早く出てきたものの、結局何の成果も得られず…

周囲はだんだんと暗くなり、帰宅ラッシュの時間となっていた。
それにしても、本当のところは、いつまで富士塚に登れたのか?、謎のまま。
リベンジは、1年後…。
