3708 山手七福神

七福神,街歩き

毎年恒例の七福神巡り。今年は、白金台から目黒にかけて点在する山手七福神を回った。


しn
 

 

妙円寺
~福禄寿・寿老人

最初の訪れたのが、目黒通りから坂を下ったところにある妙円寺。こちらには、2人?の神様…福禄寿と寿老人がいらっしゃるが、残念ながら写真撮影は不可だった。

御朱印代は300円。色紙代は200円だが、手持ちの色紙でも御朱印は押してもらえる。「山手七福神」という“タイトル”?も、あとのお寺で押してもらえた。

ここから目黒方面に歩いて行く。ちょっと裏道に入ると、古い住宅も多い。

目黒駅の前を通りすぎて、ホリプロのビル群が見えてくると次の目的のお寺は目の前だ。

 

大円寺
~大黒天~

大円寺の大黒天はおそらく本堂の奥にいらっしゃったようだが、よくわからなかった。あまり広くない境内ながらも、庚申塔やたくさんのお地蔵様など見どころは多かった。

目黒雅叙園、目黒川を通り過ぎて、首都高速中央環状品川線の工事が進む山手通りに出ると、次のお寺に着く。

 

播龍寺
~弁財天~

こちらでは、ようやく?七福神をきちんと拝むことができた。ただやはり奥の方に鎮座していたので写真にはうまく写らず…。

弁財天の前に、「線香は奥から詰めて挿すのが大人のマナー」と書かれた注意書きが…。

あまり意識したことがなかったが、なるほど、そりゃそうだ。

つづいてやってきたのが、目黒不動でおなじみの滝泉寺。寺の名前を知る人のほうが少ない気がする。

さすがこの辺り一帯の地名にもなったくらいのお寺だから、規模も大きく参拝客もこれまでの七福神のお寺とは桁違い。

ただこういうお寺で困るのは、七福神がどこにいらっしゃるか、御朱印はどこで押してもらえるのかがわかりにくいということだ。

 

滝泉寺
~恵比寿~

 

ご本尊に参拝したあと、恵比寿の場所をお寺の人に聞いたら、今上がってきた階段の下だという。

たしかに恵比寿は小さなお堂の中にいらっしゃったが、御朱印はここではなく、阿弥陀堂で…と書かれていた。

てっきり、階段の上の本堂だと思って階段を上がって聞いてみたら、階段の下だという。2往復してしまった…。

目黒川に沿って進み、しばらく首都高速目黒線と並行して歩く。

ふたたび目黒通りに出て、白金台駅のすぐ近くまで歩く。

 

端聖寺
~布袋尊~

 

目黒通りからちょっと奥まったところに、端聖寺がある。途中に道路に並行して細長い公園があって、そこには「端聖寺前遊び場」という看板に「設置者 港区遊び場対策本部」と書かれていた。“遊び場”に、“対策本部”という言葉がどうにも似つかわしくない。

ここでは、しっかりと布袋尊が鎮座したお姿を拝むことができた。


シェラトン都ホテルの前を通過。

これまで歩いたことのない場所なので、見るモノあちこち、見どころに思えてしまう。

目黒通りをさらに歩くと、白金台1丁目1番地に出た。

住所だけ見ると、ものすごく高級そうな雰囲気だけど、実際はそれほどでもないところに、ちょっとした親近感?も湧いてくる。

 

覚林寺
~毘沙門天~

 

最後の七福神は、覚林寺の毘沙門天。本堂から離れた向かいの小さな祠にいらっしゃった。

窓ガラスを挟んでだけど、距離が近かったおかげで、しっかりと毘沙門天の姿を拝見することができた。

 

 

 

ということで、無事、山手七福神すべてを回ることができた。

2013年が良い年でありますように。

Posted by ろん