3709 成田山新勝寺参拝と写経体験
海外旅行に行く目的ではなく、成田に向かうのは何年ぶりだろう。
最近は、成田スカイアクセス線ができて、もっぱら新しいスカイライナーかアクセス特急で往復していたが、今日は京成本線でお金を節約して成田へ向かった。
やってきたのは、たった1本しかない芝山鉄道の車両だった。


成田空港に向かう人は、ほとんど成田スカイアクセス線経由に移ったかと思ったら、京成本線を利用する人も意外と多かった。
現在のスカイライナーと比べると約2倍の時間を掛けて、京成成田駅に到着。

特に意識せずとも人の流れが、新勝寺に向かっているので、流れに身を任せるだけで、勝手に向かってしまう。

元旦の初詣参拝者数、トップの明治神宮に続き、第2位を誇る成田山新勝寺。
今日から仕事始めの人も多い1月4日ではあったが、大勢の参拝客で賑わっていた。三が日だったら、とんでもなく混んでいたことだろう。
ときおり上空を、航空会社名がわかるくらい見掛けの大きさが大きい飛行機が飛んでいくのがわかる。

参拝のあと、写経に挑戦してみる。
事前の申し込みの必要がなく、気軽に挑戦できるということだったが、お正月の混雑するこのタイミングでやってるのだろうか?と思ったら、平和大塔裏の写経体験ができる道場付近は静かだった。
般若心経(278字)だと2,000円、御宝号(10字)だと1,000円の初穂料。
とてもとても本格的にはできないので、御宝号の1,000円を納める。
受付の方の説明は「作法はこちらにすべて書かれています」とかなり簡単に。
作法を読んでみたものの…これがさっぱり…。でも、ここまできたらやるしかない。いよいよ写経開始。


筆を持つのは二十数年ぶり?くらいだろうか。
ただなぞるだけなのに、思うように文字が書けない。
さらに、願い事や自分の名前を書く部分は当然ながら“自由記入欄”なので、さらに下手な自分の字を晒すことになる。
約20分ほど掛けて写経終了。一瞬もらえるものかと思ったが、写経した半紙は、ご本尊の前に納める。使った筆はもらうことができるようだ。
写経道場を後にすると、長蛇の列ができているのが見えてきた。なんだろう…と、その先を見てみたら、なんと、おみくじに並ぶ人の列だった。
そこからちょっと行った先には、ほとんど行列のできていないおみくじの自動販売機。理屈の上ではどちらも違いはないんだろうけど、ありがたみという点では違うよね…やっぱり。

時刻は13時を回り、参拝客はますます増えてきたみたい。
そろそろお昼を食べようと思って、ふたたび表参道を歩くが、やはりどこも混んでいる。

せっかく来たのだからと思い切って、うな重を食べた。成田は印旛沼が近いことから、古くからうなぎが名物のようだ。
最近うなぎは高いし久しぶりだ。肉厚のうなぎは、とても美味しかった。

漬物屋や煎餅屋などたくさんのお店が並び、表参道は見ていて飽きない。
気になったのは、なぜか、ケバブの屋台をやたら見掛けたことだ。成田何か関係があるんだろうか?

続いて、次の目的地である、成田空港へ。
これまで利用したことのない方法で向かう。
つづく