3689 日本の争点
今週末は衆議院総選挙。
いまだに投票先が決まらない人も多いようで、世論調査を見ても、約半数の有権者がまだ投票先を決めていないという。
実際、各党の掲げる公約やマニフェストを見ても、いまいち“腹落ち”しない。
前回の総選挙とその後の経過と結末が、あまりにも生々しく、どうしたって“うがった見方”のひとつでもしたくなる。
それでも、選挙では、誰かを選ばなければならない。
こんなサイト「日本版ボートマッチ-2012総選挙版-」というのがあるというのを知り、試してみた。
以下の25の課題について、「賛成」「反対」「わからない」のいずれかで答えていくと、各党の主張に近い順にランキング表示される。
- インターネット規制の強化
- 夫婦別姓
- 全国学力調査
- 教育における首長の権限強化
- 公立学校教職員の政治活動
- 憲法の維持
- 集団的自衛権
- 法的な財政規律確保
- 消費税引き上げ
- 消費税の軽減税率導入
- 医療保険制度の一元化
- 混合診療の規制緩和
- 最低保障年金制度の創設
- ベーシックインカム制度の導入
- 生活保護給付引き下げ
- TPPへの参加
- 脱原子力発電
- 新幹線による高速鉄道網整備
- 内需中心の経済構造
- 株式会社による農地取得
- 郵貯・簡保の限度額引き下げ
- 道州制の導入
- 首都機能の移転・分散
- 首相を中心とした国家戦力策定
- 参議院廃止
こんなにも争点があったのか…と、あらためてビックリ。
なかには、詳細をよく知らないことも多くて、かなり悩んだ。
試してみると、自分の考えが、思ってもみなかった政党と近い…なんてことがわかって面白いが、政党の考えている理由が、自分の考えとまったく異なっているにもかかわらず、賛成・反対の結論が同じという場合もあって、ちょっと違和感は残る。
でも、先日も似たようなことを書いたが、自分の意見に一致する立候補者が期待できない以上、自分なりの考えをもって、できるだけ近い人や政党に対して、意思を示すことが大事だと思う。
選挙では、選ばないという選択肢はないのだから。